主催
日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会(A+E研究委員会)
「日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会」とは?
日本バーチャルリアリティ学会(https://vrsj.org)に属する研究委員会の一つで、アート・エンタテインメントの学術的な発展を目的とし、作品を通じた情報交換・発信だけでなく、その背景、ねらい、関係する技術・科学などについて論じ、整理・記録する活動を行っています。
開催趣旨
本イベントでは、アート・エンタメ業界において、アカデミック出身あるいは、研究者と接点を持って活躍されている方々を招待して、「研究思考」を持ちながら活動することが、アートやエンタテインメントの開発や社会展開においてどう役立つのか、ご自身の経験や事例、仮説を紹介してもらいます。
また、アートやエンタテインメントの領域に関わる制作物を論文やアート作品として世に出すために、イベント参加者と相談・交流する場を設けます。すでに活躍・実践している研究者・アーティストだけでなく、アート・エンタテインメントに関わる研究や制作に興味のある学生や、制作物の学術的価値や評価について議論したい研究者、制作物の今後の方向性や見せ方について悩んでいるアーティストなどが参加対象です。
11月末締切のVR学会論文誌特集号「アート+エンタテインメント6」への投稿を目指している方、積極的にご参加ください。
本イベントは、講演、相談会、交流会の3部構成です。
「講演」では、ゲストの研究者やアーティストから自身の実践や事例、方法論などについて紹介してもらいます。「相談会」では、相談希望(申し込みページは下記)の参加者の制作物について、論文やアート作品への展開に向けた相談を研究委員会の幹事・委員が受け付けます。「交流会」では、参加者同士や委員会幹事・委員と自由にお話しする機会を設けます。
対象
アート・エンタテインメントに関わる研究や制作をおこなっている学生、研究者、アーティストなど
日時
2022年10月16日 (日) 13:00 – 16:20
開催形式
ハイブリッド
■ 現地会場
東京大学 情報学環オープンスタジオ(ハイブリッドでの開催を予定していますが、新型コロナウィルスの状況によってはオンラインでの開催に変更します)
会場へのアクセス:https://openstudio-utokyo.com/access/
※ 建物に入る際は「情報学環オープンスタジオ 案内図」中の赤い矢印「赤門からの順路」でお越しください。
■ オンライン
Zoom Webinar
※ Zoom WebinarのURLは下記の申し込みページよりお申し込みいただいた方に直接ご連絡します。
参加費
無料
ゲスト講演者
金じょんひょん
博報堂ブランド・イノベーションデザイン局 クリエイティブテクノロジスト / 研究員 Human X プロジェクトリーダー
博報堂入社後、研究開発部門を経験し、現在はブランド・イノベーションデザイン局に在籍しながら、テクノロジーを起点とする新しい体験のプロダクト・サービス・研究などの開発業務をメインに従事。
クロスモーダルデザインWS幹事、Affective Media WS幹事、文部科学省科学技術・学術政策研究所専門調査員。Innovative Technologies受賞、Google android object グランプリ受賞、d&ad 受賞、Good Design受賞。経産省主催電子レシートアプリコンテスト審査委員、CODE AWARD 審査委員。
齋藤 達也
慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科特任准教授
人間の知覚や認知についての洞察とメディアテクノロジーによるその拡張を研究の軸として、コマーシャル、プロダクトデザイン、コンセプト設計、テレビ、書籍、展示等多岐にわたる領域で表現活動を行なっている。
著書に『指を置く』(美術出版社・佐藤雅彦との共著) 『うごく!カードアニメーション』(コクヨ S&T) 等。受賞歴として、文化庁メディア芸術祭優秀賞、NY ADC 金賞受賞、D&AD Pensil 受賞等。
ソン ヨンア
法政大学デザイン工学部客員准教授
東京大学大学院学際情報学府博士課程修了。博士(学際情報学)。(株)サムソン電子のDMC研究所及び本社デザイン経営センターでのUXデザイン経験を経て、東京大学JST川原ERATO万有情報網プロジェクトの特任研究員としてアカデミック分野に復帰。2020年より法政大学デザイン工学部の客員准教授。
インタラクションにより変化していく感情体験の理解と新たな価値創出に関する実践的デザインに従事。
※当初ご登壇頂く予定だった柳沢豊さんは都合により欠席となりました。
A+E研究委員会からの参加幹事・委員
- 山岡 潤一(慶應義塾大学)
- 吉田 成朗(OMRON SINIC X)
- 阪口 紗季(東京都立大学)
- 土田 修平(神戸大学)
- 村松 充(東京大学)
- 河野 通就(バンダイナムコ研究所)
- 韓 燦教(東京大学)
スケジュール
- 12:45-13:00 開場・受付
- 13:00-13:05 オープニング
- 13:05-14:30 ゲストによる講演・議論
- 14:30-14:40 休憩(以降は現地参加者のみ)
- 14:40-16:10 相談会
- 16:10-16:15 クロージング
- 16:15- 交流会
※「ゲストによる講演・議論」終了後はZoom Webinarによる配信を停止します。 相談会・交流会の参加は現地会場での聴講者のみです。
参加形態と申込み
申し込み締め切り:2022年10月11日 火 17:00
※申込締め切りを延長しました(2022/10/07)
聴講のみを希望する方と、相談を希望する方とで申し込み方法が異なります。
聴講のみ
- 会場の都合上、現地参加は最大20名の申込先着順となります。
聴講 + 相談
- 申し込み多数の場合は、申込みの際にお送りいただいた資料をもとに、学生や若手研究者・若手アーティストを優先して選出いたします。
- グループで申し込みされる場合、会場の都合により現地での発表者は代表者2名までとさせてください。
注意事項
本イベントの内容は記録・録画されます。講演や質疑応答は動画配信サービス(youtubeを予定)での公開を予定しています。相談会・交流会に関しては公開の予定はありません。
聴講のみ希望の方へ
- 現地会場での聴講希望の方は講演に続いて相談会や交流会も参加可能です(講演のみの参加でも問題ありません)。ただし、相談会は相談者と幹事・委員がメインであるため、聴講者は相談会中に発言やコメントの機会はありません。
- また、Zoomでの聴講希望の方は、配信の都合により相談会や交流会に参加いただくことはできません。
聴講 + 相談希望
- 本イベントは論文化・アート作品化に向けた実践や知識を共有するためのオープンな相談・議論を目的としています。そのため、相談者は以下の事項に注意してください。
- すでにある制作物(公開可能なものに限る)に対して論文化やアート作品化に向けた相談・議論を行います。実体の伴わないアイディア段階の研究・制作物に関する相談はご遠慮ください。
- 相談に含まれる内容は、既発表もしくは、聴講者や委員会メンバーの前で話しても問題ない内容に留めるようにお願いいたします。
- 共同研究・制作の成果に関して相談希望の方は、事前に関係者(研究室主催者、共著者、コラボレーターなど)に本イベントで成果を公開・相談・議論することに関して了承を得た上で参加するようお願いいたします。
- 本イベント以降、継続的に相談・議論を行う予定はありません。相談は本イベントで完結する内容に留めるようにお願いいたします。執筆や投稿などに関して締め切りまで継続的にメンタリングして欲しいといった内容をお引き受けすることはできません。
- 当日は、ご自身の研究・制作物を10分程度で紹介するスライドや映像などの準備をお願いいたします。
お問い合わせ
日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会