主催
日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会(A+E研究委員会)
「日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会」とは?
日本バーチャルリアリティ学会(https://vrsj.org)に属する研究委員会の一つで、アート・エンタテインメントの学術的な発展を目的とし、作品を通じた情報交換・発信だけでなく、その背景、ねらい、関係する技術・科学などについて論じ、整理・記録する活動を行っています。
開催趣旨
参加者が持ち寄った作品や研究のプロトタイプを、展示・デモンストレーション形式で共有し、相互のフィードバックを通じて、各自の研究や表現の可能性を広げることを目的とします。加えて、第一線で活躍する研究者やアーティストをお招きし、制作や表現における工夫や視点について共有いただくことで、研究や制作を進める上での新たなヒントを得るきかっけを提供します。
前半は、ゲストによる「講演」を通じて、自身の研究や制作におけるプロトタイピングや展示についての事例や考え方を紹介いただきます。後半は、参加者が持ち寄った制作物を展示する「デモ会+交流会」とし、作品を囲んで相互にフィードバックしながら歓談する場を提供します。
* 展示を希望する場合はGoogle Form(下記)にて、参加申込に加えて展示申し込みもお願いします。
* 本イベントの内容は、A+E研究委員会のWebサイトや報告書、出版物の中で紹介させていただくことがあります。
対象
アート・エンタテインメントに関わる研究や制作をおこなっている学生、研究者、アーティストなど
日時
2025年11月23日(日)13:00 – 17:30
開催形式
対面のみ(講演会はZoom配信予定)
■ 現地会場
東京大学 情報学環オープンスタジオ
会場へのアクセス:https://openstudio-utokyo.com/access/
※ 建物に入る際は「情報学環オープンスタジオ 案内図」中の赤い矢印「赤門からの順路」でお越しください。
■ オンライン
講演会:Zoom
※ URLは下記の申し込みページよりお申し込みいただいた方に直接ご連絡します。
参加費
無料
ゲスト講演者

佐々木 智也(ささき ともや)
東京理科大学 先進工学部 機能デザイン工学科 助教
2017年慶應義塾大学大学院メディアデザイン研究科修士課程修了。2023年東京大学大学院工学系研究科博士後期課程修了。2023年より東京理科大学先進工学部機能デザイン工学科助教。ロボット工学やVR、ハプティクスを用いた人間の身体能力の増強や新たな身体感覚の設計といった人間拡張工学の研究に従事している。研究成果のエンターテイメント応用にも取り組んでいる。博士 (工学)。

竹森 達也(たけもり たつや)
アブストラクトエンジン
1993年京都生まれ。2016年に京都大学工学部物理工学科を卒業、2018年に京都大学大学院 工学研究科機械理工学専攻を修了、2021年に同専攻にて博士(工学)を取得し、京都大学メカトロニクス研究室にて研究員を務めた。
2022年からアブストラクトエンジンに所属。メカ、電子回路、制御工学、ファームウェア、ソフトウェアの設計開発を総合的に手がけ、ロボティクス技術を活かしたアート・エンターテイメント作品の製作や研究開発、企画を行う。主な参加作品は「Shadow Up」シリーズ、「“Syn : 身体感覚の新たな地平” by Rhizomatiks × ELEVENPLAY」、「Perfume Disco-Graphy 25年の軌跡と奇跡」など。
補足:
アブストラクトエンジンは、人とテクノロジーの関係について研究しながらR&Dプロジェクトや作品制作を行う「ライゾマティクス」と、これまで繋がらなかった領域を横断して組織や人、行政や業界を繋ぐ「パノラマティクス」。オンスクリーンからフィジカルな空間まで様々な体験デザインを社会実装する「フロウプラトウ 」を擁するクリエイティブチーム。
スケジュール
- 12:45-13:00 開場・受付
- 13:00-13:05 オープニング
- 13:05-14:00 講演
- 14:00-14:05 中締め
- 14:05-14:30 休憩・設営
- 14:30-17:00 デモ会 + 交流会
※「中締め」終了後はZoomによる配信を停止します。 デモ会+交流会の参加は現地会場での聴講者のみです。
参加申込
申込締切:2025年11月14日(金)17:00
聴講のみを希望する方と、デモ展示を希望する方とで申し込み方法が異なります。定員になり次第チケットの申込受付を終了させていただきます。
聴講のみ(現地参加 or オンライン)
※ 会場の都合上、現地参加は最大20名程度の申込先着順となります。
聴講 + デモ展示(現地参加)
デモ展示をご希望の方はPeatixのチケットと合わせて下記のGoogleフォームの記入をお願いいたします。
展示に関する詳細はGoogleフォーム上に掲載されています。そちらもご確認の上、お申し込みください。
複数人で1つの展示を希望する場合は、Peatixチケットは全員が各自で申込み、Googleフォームには代表者のみご記入ください。
※ 会場のキャパシティの都合上、申込多数となった場合は申込順あるいは展示内容等を考慮し、一部の展示申込をお断りさせていただくことがあります。
※ オンラインでのデモ会開催は予定していません。
注意事項
本イベントの内容は動画配信サービス(YouTube等)での公開は予定されていません。ただし、内容や成果物は、A+E研究委員会のWebサイトや報告書、出版物の中で紹介させていただくことがあります。
聴講のみ希望の方へ
聴講希望の方は講演に続いてデモ会 + 交流会にもご自由に聴講参加いただけます。14:00の中締め後はお好きなタイミングでご退室が可能です。また、Zoomでの聴講希望の方は、配信の都合によりデモ会 + 交流会に参加いただくことはできません。
聴講 + デモ展示の方へ
本イベントは論文化・アート作品化に向けた実践や知識を共有するためのオープンな相談・議論を目的としています。そのため、展示者は以下の事項に注意してください。
- 当日は、ご自身の研究・制作物の現物を展示し、参加者に向けて説明ができるよう準備をお願いいたします。
- 展示者自身で現地に持ち込み、デモンストレーションができる制作物(公開可能なものに限る)を対象とします。実体の伴わないアイディア段階の研究・制作物に関する発表はご遠慮ください。
- 展示内容は、既発表もしくは当日の参加者や委員会メンバーに知られても問題ない内容に留めるようにお願いいたします。参加者による展示内容の撮影や、A+E研究委員会のWebサイトでの展示内容の掲載を希望しない場合は、デモ展示申込用のGoogleフォームから意思表示をお願いいたします。
- 共同研究・制作の成果物を展示希望の方は、事前に関係者(研究室主催者、共著者、コラボレーターなど)に本イベントで成果を公開・相談・議論することに関して了承を得た上で参加するようお願いいたします。
- 本イベント以降、展示内容について委員会メンバーが継続的に相談やメンタリングをお引き受けすることはできません。
A+E研究委員会からの参加幹事・委員
- 山岡 潤一(慶應義塾大学)
- 吉田 成朗(OMRON SINIC X)
- 阪口 紗季(東京都市大学)
- 土田 修平(お茶の水女子大学)
- 韓 燦教(東京大学)
- 柴﨑 美奈(東京都立大学)
- 倉本 大資(東京大学)
- 村松 充
- 河野 通就
お問い合わせ
日本バーチャルリアリティ学会アート+エンタテインメント研究委員会
